こんにちは、岡安です。(@itsumiokayasu)
普段アンテナというウェブマガジンを運営しているのですが、なんでもかんでも掲載できるわけではないので、文章を書くようにブログを再スタートさせました。SNS住み分けを考えると、頭の中も整理された気分で良い感じです。
今回は先日参加した『【サウスバイ2017 報告会 Vol.2】 15年連続で出演しつづけるミュージシャンが見たサウスバイ』のレポートをお届けします。
この日はオースティンを拠点に活動し、SXSWに15年連続で出演しているPeelander Yellowさん(以下イエローさん)が『SXSWを語る』+イエローさんのライブペイント。
イエローさんとはアメリカでPeelander-Zというアクション・コミック・パンクバンドを20年近くやりながら、並行して画家をされている方です。
★私にとってのイエローさん、という記事は以下
★Peelander-Zを知るために一度下記の動画をご覧ください
トークについて
さて、ざっとイエローさんの情報を注入したところで、今回のイベントレポートを。
まずはSXSWに関するトークをSXSW Japan Repのオードリーさんと、今回の主催であるパナソニックの方を3人で繰り広げました。
中でも印象的だったのはイエローさんの「友達作る才能のない奴は、SXSWを楽しむことはできない」という言葉。たしかに言葉や人種の壁を越えて、気軽にいろんな人と交流できる人はSXSWで強いと思います。ネット上の情報もそうですが、口コミレベルでの情報交換も活発に行われます。私自身にもぐさぐさ突き刺さる言葉でした。英語がうまくしゃべれないからと言って、自分から積極的に話をできないこともしばしば。ここを乗り越えて、もっと踏み込んだ取材をするには、たくさんの壁を取っ払うのが大事だということを再認識させられました。来年こそは…!もっとフレンドリーになりたい。
ライブペイントスタート!
SXSWの話を30分ほどした後、イエローさんのライブペイントがスタート!普段は筆と絵の具やペンキを使って絵を描くイエローさんですが、今回はなんとVRを使ってのライブペイントを行いました。
写真をたくさん撮ったので、写真をベースにお話したいと思います。
トークイベントなのに、机だけじゃなくてクッションとかをおもむろに置いてあるWonder LAB Osakaの最高のくつろぎスペース感
絵を描くソフトはGoogleのツールなんだとか。色や筆をVR内で変更することができます。
本人はどう見られているかわからないので、姿だけ見ているとゲームをしているようにしか見えない
実際に描いている絵がモニターには映し出されます。どんな絵になるのか、全く想像ができません。
途中でThe Rocket Gold Starさんも参戦!
今回のイベント協力はトントンボイス相撲を開発したチームの協力の元行われたイベントでした。イエローさんの右にいらっしゃるのが開発チームの方。(ちなみに今年のSXSWのピーランダーのショーケースでで飛び入りでダンスをされていました→このレポにちらっと写ってます)
さて、どんな絵に仕上がったのでしょうか……
完成!
イエローさんがVRで描いた絵を機械に取り込み、それを3Dで投影!会場にいた人たちが一瞬にして沸き立ちました!
まるでメリーゴーランドのようにくるくると回る絵に釘付けに。みんな夢中になって動画を撮っていました。実際に描いているものをモニターで見ながら、完成図が想像できなかったのは、立体的なものを描いていたからのようです。
人前で披露されるのが2回目だというこの装置。来年のSXSWでもこれを使ってライブペイントしよう!と盛り上がっていました。
お客さんにもVRでペインティング体験を。
お客さん5人ほどで仕上げた絵はこちら!
最後はみんなで記念撮影!
SXSW関連のイベント感は若干薄いかと思っていたのですが、今までに見たことのないものに触れられた感じ、そう未知との遭遇感!はSXSWっぽいなあと思いました。目新しいものが減り続けている世の中、こういう機会は貴重なはず。また関西でこういったイベントがあったら遊びに行きたいと思います!
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■instagramでほぼ毎日これまでに撮影してきたライブ写真をアップしています。
ぜひご覧ください! → @itsumiokayasu
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