駆け出しカメラマンがフリーランスとして生きていく過程(フリーランス9ヶ月目)

駆け出しカメラマンがフリーランスとして生きていく過程(フリーランス9ヶ月目)

2019年7月30日
仕事

こんにちは、岡安です。(@itsumiokayasu

フリーランスとして仕事をし始めてから早いもので9ヶ月目。あっという間でした。正直「半年くらいで会社員に戻るかな?」と思っていたのですが、なんとか生きていられるもんですね。

さて、今日はフリーランス4ヶ月目に書いたこの記事がオーガニック検索でかなり読まれているようなので、続編定点観測フリーランス9ヶ月目現状記事を書いてみようかと思います。

※あくまで個人的な感想が多めです。参考程度にどうぞ!

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最近の仕事

早速、前に記事を書いたあとにした仕事をまとめると、ざっと以下の通りです。(上から回数の多い仕事です)

  • 結婚式当日写真
  • 前撮り写真
  • 学校写真(保育園、修学旅行等)
  • 証明写真の撮影
  • ウェブ記事用写真(取材記事や、事例、プレスリリース用の写真など)
  • 音楽系の写真(アーティスト写真、ジャケット写真、ライブ写真のセレクト等)
  • 学会の撮影
  • イベント撮影
  • 行政系のお仕事
  • HP用素材の撮影
  • 大学の授業でフリーランスフォトグラファーとしてゲストトーク

約半年ほど、さまざまな写真の仕事をいただくことができました。こうやって振り返るといろいろやってきたなぁ……と感慨深くなりますね。どの仕事も試行錯誤の連続で、着実に実績を積み上げていっている感覚がすごく楽しかったです。フリーランスは向いている方なのかも、と最近やっと思えるようになりました。

ご覧いただける実績はこちら→ http://itsumiokayasu.com/?cat=220

現状はブライダル系の仕事をメインに、多種多様なお仕事を月に2〜5件ほど請け負って生計を立てています。フリーランスは実務実績がちりつもで信頼に繋がっていきますので、1年目の今はとにかく信頼獲得に繋がる仕事をすること。お金をもらえる写真とは何かをきちんと知ることが重要だと思って動き回っています。

仕事の獲得方法について

①業務委託系の契約を増やす

前回の記事同様に日々業務委託契約をしてくれる企業を探しては、アポイントを取り、契約を続けています。仕事はあったりなかったりですが、取引先が増えれば一社から仕事がなくても、他の会社から仕事がくる場合は往々にしてあります。収入源は複数社持つ……リスクヘッジとして大事なことだと思うのでゆるやかですが、契約先は増やし続けています。

②写真館からの新しい仕事

仕事が仕事を呼ぶ、という現象は今までも存分に味わっていましたが、それはフリーランスになってより一層感じるようになりました。

前回の記事でも書いた様に、結婚式当日の写真を撮る仕事を獲得するために複数の写真館と契約をしています。写真館って、写真にまつわる様々な仕事をしているんですよね。そういった写真館から、結婚式以外の仕事もいくつかいただいたりしました。そういう仕事を振ってもらえること自体がすごくありがたいですよね。そして世の中には本当に多種多様な写真の需要があることを実感させてもらいました。

③ご紹介の数々

写真館さんからの仕事や、業務委託の仕事をこなしていく中でいろんなカメラマンさんと出会うようになりました。そんな方々からカメラマンを探している会社を紹介してもらったり、仕事を代打で繋いでもらったり、そんな仕事もいくつかさせていただきました。あとはお仕事を一緒したことがあるライターさんから、別のライターさんの仕事をご紹介いただいたり。アウトプットのクオリティはもちろんですが、日々の振る舞い全てが次の仕事に通じる……なんて当たり前のこともフリーになってから痛いほど感じています。

1回仕事して少なくとも普通、もしくは少し良いくらいの印象がない限り2回目のコンタクトや発注は絶対にこないと、写真の仕事を始めてから思っています。2回目の発注こそが、自分への依頼。1回目の仕事はラッキーパンチだから気を抜かないように、心がけています。

面白い仕事としては最近『大学の授業でフリーランスフォトグラファーとしてゲストトーク』なんてこともしました。これも過去にライブの現場でご一緒した照明作家さんからのお誘いで実現したお仕事でした。野良フリーランサーの私が、大学の頃の自分に伝えたいことをぽろぽろとお話できたかと思います。

④営業もしてみた

現状、京都での仕事があまり多くなく京都での仕事を増やすために業務委託契約の募集をかけている会社に問い合わせは日々しています。仕事をすぐにもらえずとも、少しずつ関係を築いていくことがフリーランスには重要なのではないかと思っています。募集をかけているところに連絡をするのは営業にならないと思うのですが、最近はすこーしずつ営業活動も始めています。

というのも、フリーランスの先生のようなイラストレーター・高田ゲンキさんのツイートを追うようになり自分の意識を少しずつ変えいていかないといけない!と思うようになったからです。

高田さんはイラストレーターですが、カメラマンにも通じる話ばかり。業務委託では一本あたりの単価は頭打ちで、収入の上限もすぐに見えてしまいます。だからこそ、単価の高い企業案件は取っていきたいと……とはフリーランスになってからずっと、ずっと考えていました。

最近ようやくポートフォリオが一つ完成して、10社ほどメールを送りました。数社からご連絡いただき、まだ仕事はいただけていませんが、大きな進歩をしたと思っています。今、いろんな仕事をしているので『ジャンルに沿ったポートフォリオづくり』も合わせて進行中。制作会社系にも営業をかけたいけど、どんな仕事を欲しているのか……?考え出したら止まらずなかなかまとまない現状です。写真の仕事が少ない8月にはまとめきれたらいいなと思っています。

まとめると、営業はしているけどまだ仕事にはなっていません。地道に続けようと思っている現状、という感じです。

⑤お問い合わせもくる

知り合いからは主にSNSで発表している実績を経由してお問い合わせをいただいたり、HPでコンタクトフォームをしっかり作ってみたら新規のお問い合わせをいただいたり(Google Formですが)と、こちらも仕事が仕事を呼ぶ形式で仕事をいただけている現状です。

齢30にして、働くってこういうことなのかもしれない!なんて毎日思います。

まとめ

現状は業務委託契約の定期の仕事をしながら、単発でくる仕事を回し、生計を立てている現状です。フリーランスの仕事以外では営業リストや、年間収支計画表(キャッシュフロー的な)そんなものを作りながら日々生活を送っています。今実践していることは記録として書き残していこうかと思います。

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