Contax Ariaは私の日常の相棒。

Contax Ariaは私の日常の相棒。

2020年7月2日
JOB TYPE

こんにちは、岡安です。(@itsumiokayasu

2018年にフィルムカメラを始めて中判カメラを買ったりしながら、ゆっくりとフィルムカメラライフを楽しんでいました。

普段はデジタルメインでカメラマンとして仕事をしているので、フィルムカメラを使う機会が少ないのも実情で。フィルムもデジタルもどちらも持っていると、単純にどちらで撮るべきか悩む→結果デジタルで撮る(たくさん撮れるから)ことが多く、フィルムの活躍の場をよく悩んでいました。

しかしずっと欲しかったContax Ariaを買ったおかげで、フィルム写真を使う場を悩まなくなったんです。Ariaで撮ることが楽しくて、今ではすっかり頼れる相棒になってくれました。

そんなAriaについてお話します。

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なんでContax Ariaを買ったのか?

まず、なんでContax Ariaを買った理由から。

デジタルカメラも上級機や大三元が手元に揃ってきて、写真を撮る環境においてとても満足している状況が続いていました。そんな中で唯一満足できていなかったのが35mmフィルムカメラ。フィルムを始めるきっかけになったフルマニュアルのOLYMPUS OM-1も結局のところマニュアルの煩雑さから持ち出す機会が増えず「自分にフィルムは向いていないのだ……」と思い込んでいました。

だからといって、シャッターを押せばいいコンパクトフィルムもなんか違うよなあと、なぞのこだわり思考が邪魔をして新しいカメラが欲しいという気持ちになかなかなれずにいました。

そんな私がカメラを欲しいと思う・選ぶ基準は主に下記の2点です。

  • 好きなカメラマンさんが使っている
  • シャッターの押しごこちが良い

上記2点をクリアしていたのが今回購入した『Contax Aria』なのですが、近所の中古カメラ屋に並んでいる姿を見たことがありませんでした。欲しい!と思った時に結構調べたのですが、人気のある商品のため、なかなか市場に出回りにくいカメラのようです。

そうこうしているうちに、半年ほど経ってAriaへの気持ちも薄れてきたタイミングで、よく行く中古カメラ屋にAriaの入荷情報が……!!!その日のうちに迷わず購入に至ったわけです。

Contax Aria / Fujifilm 業務用100

さて、そんなAriaが私のカメラを選ぶ基準を満たしたのは、下記理由からでした。

カメラを選ぶポイント①:誰が使っているカメラか?

そもそもAriaの存在を知ったのは、蜷川実花さんが使っていたカメラとして紹介されていたことがきっかけ。Netflixの『FOLLOWERS』の奈良リミが若い頃使っていたカメラもAriaだったなぁ。再現細かいなと見ていて思いました。

極論、カメラよりもフィルムで絵に差は出てくると思うので、カメラ個体選ぶ動機はたいてい不純だなと思いながら(苦笑)、それでも「誰かが使っている(or使っていた)」という事実そのものがそのカメラの良さを裏付けていると思うので、視点としては大事にしているポイントです。Ariaについては蜷川実花さん、という強い裏付けがあったので自信を持って選ぶことができました。

カメラを選ぶポイント②:シャッターの押しごこち

あとはシャッターの押しごこち。これはカメラと長く付き合っていく上で、大事なことだと思っています。「カメラ買いたいけど、どのカメラ買うべき?」と聞いてくる友達にはたいてい「シャッターの押しごごちで選べ」と助言するほどです。だって、押したくなるシャッターがついてるカメラなら、写真撮る意欲も上がるでしょ。

「シャッターというボタン」を押す快感は、スマホのカメラでは得られないものですよね。押したいという意欲を駆り立ててくれるのは、物理的なボタンを持つカメラの特性ですよ。

子供とかは特に顕著で、撮られるのを嫌そうにしている子にシャッターを押させると瞬時にカメラが好きになってたくさん撮らせてくれるようになるんです。「こいつなら信用できる」という眼差しで。シャッターボタンの威力はそんなところにあると感じています。

シャッターの押しごこちはCanonよりNikon派の私。Nikonのがしゃーん!とシャッター下りている感覚が強く味わえる感じが好きなのですが、AriaもNikonerな私でも気にいるシャッター感だったので運命を感じずにはいわれませんでした。(押しごこちの感覚は個人差があるので、この感覚は参考程度に…)

手に馴染むサイズが購入の決め手

カメラを選ぶポイントをクリアしたAria。購入に至る最後のポイントはその「大きさ」でした。

ガーリーフォト全盛期に作られたこのカメラは女性の手に馴染む「軽さ」「小ささ」が特徴です。中判の中でも小ぶりなPENTAX 645を選んだのにも関わらず、それでも中判カメラを大きいと感じていたタイミングだったのでAriaを手にした途端に

「これだ……!!!!」

となった感動は忘れられません。

手に収まること、持ち歩くのに適した軽さ。

手に取った途端、仕事以外の日々で使う自分を瞬時にイメージができたことを覚えています。

そんなこんなで、CONTAX Ariaは私の元へやってきたのです。

実際に使う場面

Airaは、仕事以外での撮影に使っています。日常や旅が主な使用シチュエーションです。

98年、フィルムカメラ生産も終盤ごろに出てきたカメラで、オート機能が優秀なのもAriaの特徴ですね。「あ!」と思い立った瞬間にパッと撮れるようにいつもプログラムオートに設定しています。ラフに撮ってもいい感じに仕上がります。

私はピントを合わせるだけ。すべてはAriaに任せっきり。

とても信頼しています。

フィルム初心者の人にもすごくぴったりなカメラだと思います。設定はカメラに任せられるので、撮ることに集中できることからも、撮ること楽しさを教えてくれる一台です。

今年韓国旅行でもAriaだけで。とても活躍してくれました。

Contax Aria / Fujifilm業務用100
鳥が飛び立った瞬間も
Contax Aria / Fujifilm業務用100
静止画はもちろん 
Contax Aria / Fujifilm業務用100
Contax Aria / Fujifilm業務用100
ブレててもいい

旅でフィルムカメラだけ、って最初はかなり不安でした。帰るまでちゃんと撮れているかわからないのは、普段デジタルを使っている私には若干のストレス。しかし、現像してみるとバッチリ私の見てきた韓国の雰囲気を閉じ込めてくれていたのです。とても感動しました。何が撮れているかわからなくても、Ariaはちゃんとそれを押さえてくれている。そんな信頼関係が出来上がった旅になりました。

日常の相棒、Aria。

シャッタースピードとF値を都度入力するフルマニュアルのフィルムカメラは、もちろんカメラの構造を勉強するためにはとても有用でした。ただ、私はじっくり被写体に向き合うスタイルではなかったから向いていなかったと今では感じています。

その点Ariaは何も考えず、ピントを合わせるだけ。果敢に暗がりでシャッターを切るのもちょっとした冒険感があって面白かったりします。どんな写真が上がってくるか、を期待する楽しさと、デジタルでは撮らない絵になる面白さ。これらの相乗効果で、仕事以外では一番出動するカメラになりました。これからも、いろんな場面で活躍してくれるに違いありません。Ariaは私の日常にとってなくてはならない相棒になりました。

Aria購入で悩んでいる方。この記事で少しでもその気持ちを後押しできたら嬉しいです。