こんにちは、岡安です。(@itsumiokayasu)
今回も経過報告シリーズで、中盤フィルム一眼PENTAX645の使用感をお伝えいたします。私もカメラを買う前には画面にかじりついていろいろな人のレビューを漁るので、
- PENTAX645の購入を考えている方
- 中判フィルムを始めたい方
などのお役に立てれば嬉しいです。今回はかなりさらっと使用感を書きましたのでお付き合いくださいませ!
◎買った時に書いた記事はこちら
目次
使用してきた所感①:フィルム装填のミスが多発
これは完全に自分のせいなのですが、フィルム装填をミスしまくっています。装填できているけど、フィルムを反対につけてたから何も撮れてない……ということが3回くらい続いて心が折れかけていました。
さすがにミスが3回起こった後には、フィルム装填の仕方を動画で確認しながら入れるように。これでミスはなくなりました。
Map Cameraさん、本当にいつもお世話になっておりますm(__)m
使用してきた所感②:大きくて、重い
そんなこと言ってたら中判カメラなんて持ち歩けないだろう、と思うのですが所感としては「大きくて、重い」です。普段はNikonD810に24-70、70-200をつけて重さには耐性がある方だとは思うのですが、やっぱりそれでも重い……。あまり持ち出そう、とならないのが正直な現状です。
今回掲載している写真はかなり重い腰をあげて持ち出した時の写真。中判の上がりが素晴らしいことはわかっているけど、機動力重視の私にとっては中判フィルムはちょっと向いてないかもなあとは思います。ただ、現像した写真見るともっと中判やろ……って思うくらいいい感じなのでそのせめぎ合いを続けている感じです。フィルムももう少しやりたいんだけどね……。
使用してきた所感③:操作はわかりやすい
ISOはフィルムで、F値はレンズで、シャッタースピードは絞り優先、シャッター優先、プログラムオート、マニュアル露出が選べ、モードボタンを押しながらセットします。
私はフィルムカメラは絞り優先か、プログラムオートを使っているのですが、PENTAX645では絞り優先で撮影しています。
自分で決めることが少ないから、撮ることに集中できるのがフィルムカメラの好きな点です。一回設定を決めて、撮るだけ。操作は一度使えばすぐに覚えられます。
使用してきた所感④:ファインダーを覗いた視野、シャッター音には毎回感動
中判カメラの良さには常に感動しっぱなしです。私は写真を撮るっていう行為が好きなので、中判使う度感動しています。
被写体になってくれる子達もシャッター音を聞く度「おお〜」ってなるんですよね。写真を撮る体験として耳でも撮影を楽しめるのって中判っぽいなあなんてよく思います。コミュニケーション取りやすい。
作例
現像は京都のPhotolabo hibiさんで完全にお任せでお願いしています。色味のオーダーとかもしてたんですが、フィルムの特性に詳しいhibiさんにフィルムの特性を活かして現像してもらうのが一番いい感じに上がってくると思ってから、完全にお任せにするようになりました。再現したい色があれば、そんな色が出るフィルムを選ぶべき、と最近は強く思います。
hibiさんの現像は最高ですので、使ったことない方は一度ぜひ!→Photolabo hibi
PENTAX645 / Kodak PORTRA400
PORTRA400の色味は優しくてよいですね。曇りの日だったので暗めです。PENTAX645でPORTRA400を使う方にはぜひ参考にしてもらえればと思います。
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