京都写真部第一回写真展「はじめまして、京都写真部です。」無事終了しました!

京都写真部第一回写真展「はじめまして、京都写真部です。」無事終了しました!
2019年12月11日

こんにちは、岡安です。(@itsumiokayasu

開催からひと月ほど経過してしまいましたが……去る11月9日〜11月10日にGallaly Annにて行われた京都写真部の初の展示会『京都写真部第一回写真展「はじめまして、京都写真部です。」』が無事に終了いたしました。ご来場いただいたみなさま、本当にありがとうございました!

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開催概要や、私の考えをまとめたnoteはこちら

タイトル通り、グループ展をします。今週末11/9-11/10の2日間。場所は河原町駅から10分ほどのところにあるGallary Annにて。詳細は以下。 京都写…
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グループ展をした所感

そもそも、私にとっても初めての展示会。準備段階で右も左もわからず、ゴールに向けての最適解を探しながら、私以外の参加メンバー8人の合意を取りつつ、形に仕上げていく作業。無謀な挑戦をいきなりしたなあと、振り返ると思います。

テーマについて

テーマ決めは全員で行いました。対面でのMTGは3回ほど。Slackでオンラインでの議論も少ししていきついたテーマが『#自分』でした。実ははじめはテーマが『寿司』になりそうだったんです笑 その経過も含めていいところに着地したのではないかと思っています。

ステートメントは私が書きました。

展示会場では、

「一見するとさらっと見過ごしてしまいそうな展示だけど、実はテーマが深いですよね」

「展示会をするときに、中身が抜けていることが多いから。きちんとテーマがあるだけで、見方が変わる」

など、お褒めの言葉をたくさんいただきました。本当に嬉しい限りです。

とにかく、テーマを決めることと、方向性を決めることが私には大変な作業でした。何が大変かというと

  • 参加メンバーの個性が強いこと(似た属性のメンバーがいない)
  • 普段から撮影しているものが異なること(当たり前ですが。女の子だけとか、ポートレートだけ、などわかりやすく被りのあるメンバーがいなかったのです)
  • メンバーを繋いでいるのが”写真部”だけ、ということ。

など、まとめようがなかったのです。

過去の京都写真部フォトウォークの様子

話し合いを経て、そんなことがわかると『逆にその個性が”京都写真部”なのではないか?』と思えるようになったのです。それをテーマで串ざしてまとめる必要もなく、自分たちきちんと出し切ることで、第1期”京都写真部”を出せるのではないか?と。そこからテーマをまず『自分紹介』と設定しました。

そのテーマをアンテナ編集部に持ち帰り『自己紹介』の方法を練り上げました。ただ単に『自己紹介』することで、人が見に来てくれるのか?そんなことないでしょ、の議論を繰り返し、『自分で自分の写真を紹介する”自己紹介”』と『他人から見た自分から自分を探す”他己紹介”』の2つの方法で自分を表現することに決定しました。

ハード面でプロとアマの境界線はとても曖昧になってきています。

https://note.com/itsumiokayasu/n/n98b243c5beb8

展示ステートメントにも記載しましたが、本当にハード面でプロとアマの差はないですよね。5D MarkⅢも今やだいぶお手頃価格になっているし、α7持ってる人もたくさんいます。プロ機は20万くらい出せば最低限揃いますしね。なんならiPhone の写真の方が、一眼なんかより綺麗に撮れることもざらです。結婚式などの暗がりで、周辺露光を認知して適正露出で映してくれるiPhone Xに、一眼レフのカメラで対抗しようと思ってもなかなか難しいよなあと日々思います。

ハード面での差が出ない以上、何で差が出るのか?それが撮り手の人間の思考や視点などによる、わけです。

開催前のnoteにも書きましたが、京都写真部のフォトウォークでは、『他人との視点の差』を体感することを促してきました。自分で作ったテーマでしたが、何よりそれを一番に感じていたのは他ならぬ私自身なのです。写真の良し悪しではなく『自分の写真のオリジナリティ』を強く意識するようになったのは、フォトウォークを重ねたおかげです。

これまで、自分がプロカメラマンとして活動するまでには、かなりの葛藤がありました。少しだけいい機材を持ったアマチュアカメラマンの自分が、人様に認められる写真を撮れているはずがない。誰が撮っても、私と同じ写真になるはずだ。ずっとそう思っていました。

京都写真部のみんなと過ごした一年間で『自分の写真』を自覚できるようになりました。色とか、好きな構図とか、余白とか、寄り方とか。

自分の視点は、他の人と全く同じにはならない。

当たり前のことに、この一年をかけて気づけたのです。そのプロセスを経て、私は「音楽写真をできるところまでやりたい」と思えるようになったし、「私は音楽写真をやってます」と言えるようになった。自分のカメラマンのキャリアとして、なくてはならないきっかけだったと思います。

岡安の展示について

そんなこんなで、『自己紹介』となる写真作品はこれまで撮ってきたライブ写真に絞り展示をしました。アマチュア時代を含めた、この4年くらいの総決算の展示になったと思っています。これを経て、次のステップへ上がらないといけないタイミングであることも自覚しました。

大きく印刷すると、写真の強度みたいなものも見えてきて面白かったです。

それぞれの写真のレビュー会もしました。

私の写真については、「いい瞬間を待って撮るのか?どんな瞬間にシャッターを切るのか?」と質問をもらったのですが、これは直感でシャッターを切っているので言語化はできず……。

ただ、その人の一番良い(かわいい、かっこいいなど)角度や表情のOKラインは自分の中にあって、その瞬間にシャッターを切るようにしているということだけは伝えました。あとは、予定調和でない写真ほど、気に入っていることも。A3でプリントした写真3枚は、狙って撮れたものではありません。狙わずに撮れたからこそ、自分がその場で写真を撮っていた意味があったし、私だから撮れたと思えるものになった、と考えています。

みんなの展示写真

参加メンバーの展示を、写真で振り返ります。

雪子
しんごちゃん
とがり
よーへいさん
きのこ
しのさん
円山ハコ
みやけねえさん

個性を出し切る、というまとめ方でそれぞれにしっかり『自分の写真』と向き合ってもらいました。

フィルム写真も今はデータで受け取る時代です。そこまで見返すことのなかった自分の写真を、丁寧に見返す機会になったというメンバーもいました。仕事ではない写真って、やっぱりそう見返すこともないですよね。自分の写真と向き合うことは、写真を撮る自分との対話だったのではないかと思います。私を含め、そういう機会を作れたこともとてもよかったと考えています。

ワークショップも好評でした

雪子による『たいやきグラビアワークショップ』もかなり盛り上がりました!熱の入ったポージング指導、丁寧な撮影プロセスの説明など、雪子らしいワークショップを展開してくれました。ロケから帰ってきたときの参加者の盛り上がりから、どれだけ楽しかったかが容易に想像できました。写真で振り返ります。

photo:雪子
photo:雪子
photo:雪子

写真で展示会を振り返ります

参加メンバーの写真をごちゃまぜにお送りしました。

京都写真部は、第二期開催予定です

これはまだまだ、計画段階なのですが来春くらいから京都写真部第二期をスタートさせようと思っています。現時点では、3クラス制(第一期写真部のようにフォトウォークに特化したクラスも用意する予定!)で実施してみようかと思います。

写真を撮る楽しさや、写真を撮ることで自分に向き合うこと、そしてアウトプットするということ。さまざまなことを教えてもらった第一期の学びを活かして京都写真部第二期を運営していく予定です。乞うご期待!(頑張ります……)

今回の展示メンバー。みんな本当にありがとう!

 

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